きもかわ
にあるように、ノルブとフンブという兄弟の話があるんですよ、韓国の伝説に。
で、ノルブって相当ひどい人間なんだけど、現代韓国ではこのノルブのほうの行き方が正しいとされているんです。いや韓国の不思議というか、だから好きなんだけどね。
そんなノルブ伝説を店名にとった韓国の有名チェーン店「ノルブ」の大久保店にいってきました。元ファン嬢と。
壺漬けカルビがあるんで、これは美味しいですね、叙々苑のより現地味に近いです。韓国は基本的にはこういう漬けてある肉が焼肉なんだよね、保存の関係だと思いますが。
その後中国人の店で足裏マッサージを受けていたら、DMM.comのCMに4人の男全員が反応して後ろのTVを向いたので驚いた。さすが、DMM(の業態を知らない人にはまったくわからない話ですが)は国籍を問わず男を刺激するツボを心得てるんだろうなぁ。
嬢は送って、さびしく歌舞伎町で飲み歩いて帰りました。
夏はなんにも起こりそうにない予感がした。
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ところではてなブックマークでは「はてなキモい」が盛り上がってますが、実際のところ、ユーザーサイドはここのところ流行のいわゆる「自己啓発エントリ(××になるための○つの方法 など)」の影響のせいで文体や箇条書きのパターン等がみんな同じになってるのがキモいんだと思います。
ホストサイドのはてなを「キモイ」でたたくのは、「はてな」の最近のマスコミの持ち上げに対するアンチになっていて、バッシング皆無だった「はてな」のイメージのゆらぎぶりが面白いですが、いわゆる社長あたりからブログとか、犬とかの入れ方から、はてなの社内システム、サービス、名称にいたるまで、女子ユーザーに愛されないタイプだからだと思う。ネーミングからそうなんだよね。たとえば「いわし」なんて海の香り漂うタイトルのサービスでは女子受けは狙ってないでしょうけど。
犬あたりが好きなのは女子に受けるんじゃ? と思われるかもしれませんが、「犬好きな」押井学監督を憧れた女子が多かったか否かを考えればおのずとわかるんじゃないだろうか。
はてなの男子ぶりは、例えば「はてな投げ銭」の展開がいきあたりばったりで、さしたるキャンペーンもはらず、ビジネスチャンスを喪失してるんじゃないかというようなブログがありましたが(ソース散逸)、そのへんにも集約されているね。
一方でPaperBoy&Co.の家入さんなんか、サイドストーリーといい、(ネットでの)遊びぶりといい、短時間でのリリースといい、よけいな絵心といい、昔のあんまりユーザーフレンドリーとは違う伝説といい、あるいみ天才的で「業界女受け」は良くて、うちの元部下女子でさえリスペクトでしたからね。さすがロリポッパーだ。(GMO提携前のロリポップは男子ユーザー側が価格相応感で「キモイ」呼ばわりでしたが、サーバも強くなりすっかり様変わり)。下のAAAジェネレーターも家入さんですけどね。ビジネスでどっちが成功しているかには興味ないんだけど、今後の(書くほうの人の)展開のために、キモイと対になるといいなぁと思います。
で、最初はこの2つの内容を1つにするつもりはなかったんだけど、書いてから読んでみて、「ノルブとフンブ」が枕なのはちょっと深いなぁと思った。
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