実家へ行く。
引越しですら途中で投げ出したまま連休中は田舎に帰る。
もういい年して結婚のあてすらないので顔も出したくないのだが、年老いているので基本的には金のない範囲で孝行はしないといけないと思っている(母の日の商品手配はしてあったりする)。なんで行ったかというと引越し先には照明器具がないのでたかろうという汚れた魂胆もあったのだが、さすがに子供のたかりも40代まで続くとそれはないだろうという感じかもしれないが、5000円や10000円以下ならばそんなにあちらの財布が傷むというレベルではないだろうし、それはおねだりとしては許容ではないか。
というか、帰る交通費をけちれば東京で買えるんだけどね。地方で買っても都内配送が無料の家電店ならいいのだが、下手にホームセンターで買うと、軽いのにサイズで計ると宅配便の送料が安くなかったりして。軽いからYahoo!ゆうパックにしておけばよかったー(Yahoo!ゆうパックはもうすぐ終わるけど)。高いよ宅急便。エコ配(280円)が全国ネットになんねーかなぁー。まああのエコ配専用袋に入りきれないけどさ、照明は。
で携帯持たないで家を出て、一日買い物をしていたわけだが、都合気がつくと半日は家電店にいたんですけど、帰ってきたら何人もの女の人からメールが入ってました。まあそのうち1つはお金借りたいんだけどみたいなのでしたが。あんまり運みたいなのは信じたくないのだが、なんでも集中してくるときってあるよね、飲みの誘いとかもそうだけど。たくさんお金がいろんなところから集中して入ってくる日とか、いろんなものを失くす日とか。現実に世の中なんらかの偏りはあるわけで。
そーいうタイミングを逃しがちな私ではあるのですが、それよりも問題はこれから下げる予定だった家賃を結果として下げなかったのとこれから月収がかなり減る予定の問題。
そのへんを念頭においてどこかのコストを落とさなければならないんだよね。あるいは何か別の収入で月収を持ち上げる必要のどちらかがあるのだ。同僚とかみてると、結構副業というかサブ事業をやりながら本業もやっているという人も多く、それは月給が少ないからということもあるし、雇用だけは安定しているけどいつ会社に切られるかがわからないからということもあるのだろうが、もう昔っからそうで、お家芸みたいなものである。ある意味では不良社員の彼らに学ばなければいけないかもしれない。
俺もある意味ではアフィリエイターで軽微な副業持ちだから不良社員なんだけどね。でも本格的な不良社員の方々と違って俺には経費がないので、なかなか厳しい。減収もあるし。あと5万あって普通に回るという状態なので、これからは少し歌舞伎町時代よりは飲み代を減らさなければならないのかもしれないなぁ。まあ毎日、どんなに酔っ払っても歩けばいいんですけどね(深夜のタクシー代がばかにならないので)。
実家というのはリタイア後の人たちが主軸のため、なんの起伏もなく時間だけが過ぎていくので、適当に飯食って買い物に行くか、時間をつぶして寝てるか、観光してるか、家でPCいじってるか、畑でもいじるかのどれかが正しい過ごし方だと思っています。こういう時間が無駄だった日々というと、4-5歳児の頃の親戚の家でせみとか取ったり裏山の虫とさわさわした笹の音を聴いていたどうでもいい頃を思い出します。それだけではなくて、実は学校と企業ですごした時間も正直なところでは無駄だったというか、どんなに売れる商品を作り出していたとしても、リターンが少なすぎて、せいぜいいま食えるという安堵だけを与えてくれる場だったような気がします。経営者じゃないと駄目なんですよこの業界は。だってお金たまらないんだもの。
たまらないのは自分の努力が足りないだけなんですけれど、俺は夜の飲みあるってる時の顔と、ネットの顔のほうが本当で昼の自分はもう仮の姿でしかないと思っていますよ、最近は。まったく絶望的ですけれど、そんな刹那がすきなんです。
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