酉の市(新宿花園神社)で上手く熊手を買ったり酒を呑んだりするための10のノウハウ

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カタギな我々がその筋の人(注:お客さん、ということにしておいてください)とも触れ合えるイベントであるところのお酉様だが、かなり皆リピーターなので、一緒に行った人は熟知しているのであった。ということで、HOWTO酉の市。これを知ると知らなかったほうがいいかもしれないが、よけいなことを知っていても、楽しめることは楽しめると思う。

どこにも座れないとき、飲み屋屋台で空いている場所はここだ

1、お店(飲み屋屋台)に入れない場合は、神社の裏側や、入り口際、神社に向かって右の納め神社の隣あたりのトイレ近くまでの坂の比較的普通の人のこない通路寄りのお店は空いている(水飲み場あたりの裏道は、靖国通り側の出口からの客がくるため意外と混んでる)

2、比較的空いているお店では空いている理由があったりすることもあり、報道されるくらい怖い人と同席になることもあるので、マナーに気をつけよう(じろじろ見ない)

参拝する時間は「平日の浅い時間」か「遅い時間」がオススメ

3、平日であれば浅い時間でもわりと混まずに参拝できる。休日の開催の場合は浅い時間だとだいぶ並ぶので、参拝を飲んでからなどの遅い時間にすると空いている。

短冊に値段の書いてある店は明朗会計。あえて逆手をとる方法も

4、基本的には、屋台内に書いてある食べ物・飲み物のメニューに価格の書いてないお店は避けたほうが無難だが、まあ割高程度なので、あえて他が混んでる場合は直撃するというケースもある。ビール単価を聞けばおのずと全体像も見える。ただし酒で、高い酒があっても明確に詰め替え酒、あるいは薄まっている酒であることは覚悟しておこう。ルール無用なのだ。

熊手は最終日に向けてだんだん相場が下落していく

5、熊手は、酉の市初日前夜祭に買うと高い。ただ縁起で毎年おなじところからあえてその値段で買うという場合もあるが、安く済ませたいのであれば、最終日に買うこと。ただし、あまり縁起的にはよいとはいえないが。最終日に、これしかないんで、この範囲で一番大きいの…という買い方だと半額以下で収まったりする。

6、熊手には相場は「ない」。1万円出してもそこそこのサイズだし、同じものが最終日の最後には3-5千円になることも。でも大きいのは5万円からとか20万とかガイドラインはまああるんじゃないかな。縁起物なので原価とか考えないこと。

身の丈にあったサイズのものを選ぼう

7、同じところから買う、サイズを毎年大きくする。みたいなルールは先方の商売上なので、気にしないでいい。だいたい最初から身の丈以上の大きいのを買った人は、経験上結構沈んでいるので。その年の商売がうまくいかなかったらまた別のお店でやり直してもいい。上手くいったら、ルール通りに大きいのにするのが一応縁起というもの。

大概のお店は、買う前、名前札を立てる際に住所名前も聞いてくる(同じお店に来るように、ダイレクトメールを送ってきたり、逆にDM全然送らないところは同じ名札を予め作っておいて今年も来るようにキープしている。)いまのところ個人情報保護テキに変なことをした例は聞かない。大事なお客さんだからね。まあ大丈夫。

重くても店舗・事務所に持ってきてもらうとかはしないでその場で買ったほうがいいです。(なぜなら、きてもらうとかすると「業者を変えづらく」なるので)

買ったあとは三本締めがあります。

テキヤのことを深く知りたい人はこちら

8、お店には個人名が書いてあるが各自バックボーンというものがあるので、深く調べないほうがいいと思いますが、まあ地域名で決めるとか、飾りがカワイイとか、人が比較的怖くないとか、個人的な好みでどうぞ。どうしても決められない人は屋台や屋台飲み屋の人も大概は提携店というか、同じ元締めを持っているので飲んでからそのへんのテキ屋さんに紹介してもらうのがいいと思います。

9、大人のルール、建前については詮索するなということで。でもいろいろ知りたい方はこちらの書籍などを見るといいと思います。

▲最近出た研究書。業のさかんな墨東地区をフィールドワークしたもの。

▲ここの出版当時時期の仕切りの人がインタビューに出ています。

酔狂な出し物を楽しむ余裕があるとなおよし

10、帰る前には絶滅寸前の「見世物小屋」を楽しんでいくといいと思います。いつ消えるかといわれていましたし、実際廃業されているグループも多いのですが、今のグループは、見かねて演劇系などの若い人が何人か加入して引き継ごうとはしているのでしばらくはまだあると思います。

話題は変わりますが、今年神社自体への奉納額を見ていたら伊勢丹だけがやはり地域に強いものなので(花園神社の建物の裏側に回ると伊勢丹の倉庫がありますし、元々の花園神社は今の伊勢丹のある場所にありました)1本出してましたね。あとはみんな二十万、十万以下…新宿経済はそれなりに厳しいのだなと景気のよい会社の少なさにもちょっとシビアな昨今を感じるのでした。

二の酉、またそれより後年にこの記事を見た方は、酉の予定はこちらで確認を(Wikipedia)

※前日も「前夜祭」でやっています。 ※最終日以外は深夜までだいたいやっています。

2012年の場合は、きょうのあとは11月20日に2の酉がありますが19日が前夜祭となります。

50代のおっさんです。