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夏ということもあって


実家にいってまた結婚しないことに関する愚痴などを聞かされることになる。もうあしらい方も手馴れたもんだが。



墓地からみる川の河口がいつもきれいなので写真を墓地ビューが入らないように撮ろうと思ったが、むずかしかった。

ところで仕事でもなんでも最悪のケースを予想しておくとだいたいなんとかはなるのだが、まれに最悪のケースにほんとになることもある。過払い訴訟のおかげでお金に関して最悪の状況になることは避けられたが。

病気のとき、病気になる前から隠居しながら外(森)を見ているビジュアルはずーっとよぎっていた。事実森の見えるマンションに住んでいた時期はそのとおりになったし、それから生還したら森の癒しはもういらないので転居したというわけだ。いま最低な状況の想像としてホームレスになるようなビジュアルもないわけではない。ただ、それが実現したとしても半ホームレス半サウナみたいなところだろう。 せいぜい30年前の埋没していた記憶を反芻して歌舞伎町の日拓裏あたりを根城にしていることはあるかもしれないが。近く一端借金も消え去ることだし、いま完全ホームレスの自分は浮かばなくなった。最悪のケースは想像つかなくなったのかもしれない。

でも今の仕事(Webと本にかかわる仕事)に関していうと助けようといろいろやってはいるが、希望は多くはない。親だって自分の新聞をそんなに読まなくなっている。紙は老人と若者の意見を拾っていけばいいんじゃないか、と親はいうが、ニーズという意味で拾っているのがいまの宝島社ではあるにせよあくまで読者サイドを拾っているのは「目線」であって、ほんとうの読者の意見ではない。ほんとに読者の視線にくだっている媒体なんていくつあるだろう。ほんの未来もかなり危機的だが、Webの未来、俺はある程度現実のビジネスからも見えているけど、携帯信者であるオールドメディア側の発信者の人はPCの未来をPCを公私つかっているにもかかわらず、違法コピー蔓延と広告モデルだけの回収手段のせいでまったく期待していない。新聞テレビも下降線。まさに携帯以外みなで最悪のビジョンを描こうとしているのが昨今ではないかと思う。

面白い媒体っていうのは生活のうえで危険のないところであえて危険な賭けをするところに出現するものだと思っている。いまは酔狂なことを長期スポンサードする人なんてかけらもいなくなり、漫画には安全な原作がつき、本は流量調整で大部数スタートはできなくなり、雑誌は新しいものが出せなくなり、雑誌の広告は単価の安く実証性のとれるネットメディアに移行しつつある。面白い仕事、は危険な賭けをしなくなったところからは生まれない。

だからといってもネットは対極ではない。たとえばカヤックが面白法人をうたいつつもちっとも面白くなくなってきたのは、予定調和すぎるのだ。ライブドアが無茶していた頃の面白さはいまの会社には(わずかにはあるにせよ)ないし、ニコニコだって政治家トークを見るとわかるがコメントが絶賛コメントばかりで幻滅する。ましてや2ちゃんねるであっても、ガジェット通信のような関連した会社の媒体が自分で2ちゃんを利用した興信所みたいなリリースを流している(のりp周りの昔の第三者コメントなど)。予定調和と超フィルタリング社会、政治の取り込みがネットの未来像だったのか?酔狂なのはニコニコの利益の出し方だけなのだろうか。いや、まだ見ていないけれどきっと面白い媒体はたくさんあるのだろう。利益と一緒にやっていくのは難しいのだけど。

本側の人が考えていくべきことはもしかしたらあえてオールドメディアを意識していかにも古い発言をしていくことなのではないか。レトロメディアと化した時、もしかしたら再度レトロなコンテンツ・パッケージとして価値が上昇していくのではないだろうか。アナログレコードのように。あまりに本側の駄目な体質に辟易していた時期もあったが、媒体価値がゼロになるくらいまでいまの対立劇とか抵抗劇が続いてくれたほうが面白いよなあ、とほくそえんでいる自分がいる。

Web側も雇うということを優先した工賃制度のせいでftp転送だけで100万以上取る業者がいたりまったく見合うとか採算とかを考えてくんないし、本はいつまでも奴隷労働上部搾取だし、むしろWebと本が好きな人同士でコストを考えず何かを作るタコ部屋とかを作るのがいいのかなぁと思う。そうするとまたトキワ荘みたいなデッドコピーがいろいろ蔓延しているどうでもいいものに戻るのかもしれないが、なんか生むのには少人数プロジェクトが多数あるということは重要なので仕事のない時代にあえてベンチャー面してしまうのが意外と正しかったりして。

いや、いま無謀な賭けができるのって新聞社かもなぁ。駄目な賭け(某sns)もしてるし、TWITTERでピ!ピ!!叫んでいるのもいる。面白いよネット上での新聞社は。

なあに、最悪のケースは、いま目の前にしている現実だ。それより悪くなるはずはあるまいて。

最初の実家の話に戻ると、結婚もしないなら、老いて1人で実家に住む、みたいな最低像を親に教示されたが、そんな図は考えたこともなかった。いったい将来の食い扶持からしてどうなるのかわからないが、ちょっと気狂いなりにはその読めない未来が楽しくなってきているのだった。未来は必ず過去になるから、そのときのどんよりぶりを考えると鬱になるけどね。